TAG HEUER WG1320-2 電池交換メンテナンス
2017.12.13お預かりのTAG HEUER WG1320-2 「洗浄の有無は任せるコース」で受け付けました。
2012年にもお預かりのTAG HEUER。
5本届いたうちの1本。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
バックルの汚れやバネ棒もチェックします。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
端のコマが外れましたが、このままバックルに入りますので
次のコマに緩みが無ければ問題はありません。
ラグ部の汚れや裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄は終わって取り出すと回転ベゼルが浮いていたので取り外してみれば
汚れが残っており。組み立てないで洗浄し直し。
この作業は無理にまでは行いません。というのも回転ベゼルを外す作業で
内部のバネが壊れる可能性があり、壊れると部品がありませんから。
今回はたまたま、簡単に外れたので行った作業になります。
再度、洗浄して綺麗になりました。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
全体的にツヤが出て綺麗に。
ブレスも洗浄して綺麗になりました。
ベルトごと洗浄でバックルやバネ棒の汚れも綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)