TAG HEUER WT-1113 Cリングピン
2021.5.29お預かりのTAG HEUER WT-1113 Cリングピン交換です。
定期的に電池交換メンテナンスでお預かりしておりますが今回は「Cリングピン交換」
同じ修理で2008年にもお預かり。
今回も同じ様に直るかどうか現物を見てからです。
このモデルコマのジョイントはピンでも無くカシメでも無い方式で。外れたこの部分のみCリングピンで留まって下ります。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。今回は正常動作ですから電池交換は無しです。
Cリングが潰れております。前回にCリングを潰して締め込んでの修理だったからですが抜けるかどうか?
何とか抜く事が出来ましたの交換します。といって既製のCリングピンセットが存在する訳ではなく今回はオメガのCリングが間違って注文して届いたパーツの中にあり。偶然、サイズもピッタシなので流用です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)