TAG HEUER WT-1113 電池交換メンテナンス

2023.1.7お預かりのTAG HEUER WT-1113 電池交換です。
2022.5月にもお預かりですからまだ1年も経過していない?まして使用感少ない腕時計。

竜頭の動きをチェックして。

ステンレス無垢バンドに三つ折れバックル。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。しかし電池が浮いております。ひょっとしてスペーサーが逆?

この様に電池が浮いており、押し込むと正常動作します。

黒いスペーサーの向きを裏返します。これ2008年にもお預かりの時の写真を見れば、この向きに入っていた事が分かります。厚いデザインに変更後も以前の薄いムーブメントを使用しているので当然、裏蓋との間に隙間が出来ますから、電池は浮いて当然。それをドーム形状のプラスチックのスペーサーで埋めた訳ですが、凸側を電池に充てないといけないのに凹側を充てていた訳です。しかし間違った向きの方がカッチリ収まりますので間違えたようです。

これは前回の電池交換時のこちらのミスですから、今回は返送送料ともに無料とします。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。

このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可