TAG HEUER 974.013 電池交換メンテナンス

2022.8.6お預かりのTAG HEUER 974.013 電池交換メンテナンスです。
2018年にもお預かりのTAG HEUER。

竜頭の動きをチェックして。

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロックですが伸びきっております。

バックルの裏側や弓環の汚れもチェックします。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭は前回のお預かりの頃からこの状態ですがかなりハードに使っておられます。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。湿気で完全に変色しております。中央部のシミから文字盤を外せばシミのカ所は茶色く錆びているでしょう。こうなると触らない方が無難。文字盤を外す=要・分解修理となります。

ケースの内側もチェックして。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。ですが・・目盛リングが無い。

洗浄によって外れておりました。

接着剤が乾燥しております。

取付(貼り付け)完了。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。

ブレスも洗浄して綺麗になったところで。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。

このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可