TAG HEUER 974.013.R-2・G-SHOCK DW-6900/1289電池交換メンテナンス

2023.7.14お預かりのTAG HEUER 974.013.R-2・G-SHOCK DW-6900電池交換メンテナンスです。

2本届きましたので一緒にこちらで紹介です。

竜頭の動きをチェックして。

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。

微調整位置をチェックします。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックしますが異常は無く。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。

パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。

全体的にツヤが出て綺麗になりました。

ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になったところで。

バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

次はG-SHOCK DW-6900/1289 電池交換メンテナンスです。ガラスの曇が気になりますから後で拭き取ります。

裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。

ラグ部のバネ棒は洗浄で綺麗になるでしょう。

こちら裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックします。パッキンが溶けて裏蓋に固着しております。

裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。

これがムーブメントで。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

こちらは液晶側。

ケースの内側もチェックしますが異常は無く。

裏蓋ネジとベゼル・カバーねじは洗浄で綺麗になるでしょう。

固着したパッキンを剥がし獲ります。こうなると交換した方が良いに決まっておりますが交換用パーツはありません。お客様で調達して同梱頂ければ交換は可能ですが。

経年劣化で断面が〇いパッキンが、平たくなっております。

ベゼル・カバーを外します。意外に汚れは大した事はなく。

ただガラスの曇が気になります。

文字盤を外してみますが曇りは無く。

曇りはガラスのみで、黒い物の上に置けばいかに曇っていたかがわかります。

ガラスの曇りもスッキリしたところで。

文字盤をセット。

内部に異常はなくムーブメントを戻します。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

ベゼル・カバーは加水分解を恐れ、拭き取りで綺麗になりました。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池を取り出し。

電池格納部をチェクしますが綺麗な状態です。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。

ガラスの曇りもスッキリしたところで。

ベゼル・カバーを装着。

ウレタン・バンドも洗浄して綺麗になったところで。

ELライト点灯確認。時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。

このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可