TAG HEUER 980.013 電池交換メンテナンス
2016.7.23お預かりのTAG HEUER 980.013 電池交換メンテナンスです。
その前に長針と秒針が外れております。
2015年にもお預かりのTAG HEUER。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
バックルの汚れもチェックします。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
ラグ部の汚れや裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。湿気で随所にサビも見られ今回もムーブメント交換となるでしょう。
竜頭の裏側の汚れをチェックして。
竜頭の裏側の汚れも。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ムーブメント交換は出来ても問題は針の取付。針の根本もサビておりムーブメントを替えても食い付かなければ、直ぐに外れます。
針の交換もとなれば軽く、10.000円はアップしますが入手が出来ないと思おります。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
竜頭パイプは、ここまでは綺麗になって。
竜頭の写真は撮り忘れ。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックしますが不動。
秒針を乗せると動いてはおりますが針の取付がグラグラ。
数時間で針が干渉して止まりますので修理センターに託します。
ベルトごと洗浄で弓環の汚れも綺麗になりました。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了で修理センターさんですが
針の交換は過去にもオメガのベンツ針で対応した事もありましたが。
今回は針の取付部分がかなり痛んでおり、ムーブメント交換となる可能性が高いです。
針とムーブメント交換、両方となると予算オーバーですか。
2016.8.17修理からあがってきまして、やはりムーブメント交換となりました。
針はそのままで、状態からそんなに費用は掛けられないと何とか針が使える様に骨を追って頂きました。
ただ、竜頭パイプと竜頭を交換しない限り「防水機能は無し」。
もちろん交換パーツはありませんから「非防水ウォッチ」となります。
特に竜頭まわりが非防水ですから手洗いは外して使用した方がよいでしょう。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
「パッキン交換」(2016年現在)