TAG HEUER 999.206K 電池交換メンテナンス

2016.6.16お預かりのTAG HEUER 999.206K 電池交換メンテナンスです。
2010年にもお預かりのTAG HEUER。

竜頭の動きをチェックして。前回のお預かりの時に竜頭パッキンが少し溶けた感じで防水機能は期待出来ない状態でした。
今回は、その修復もご依頼ですから修理センターさんに託します。

ラグ部が外れております。専用のラグ部ピンが折れたのか紛失しております。

バックルの汚れもチェックします。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。しかし「竜頭パッキンの交換」までは出来ません。これは修理センターさんに託します。それと上手く竜頭パッキンが外せたら「パッキンのみ交換」が可能ですが、溶けて硬化した場合などは「竜頭ごとの交換」になりますから費用も10.000円を超えてきます。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。前回、防水機能が期待出来なかっただけに夜光が湿気で黒く変色しております。

ケースの内側もチェックして。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

修理センターさんに託します。

2016.6.25修理からあがってきまして「竜頭パッキンのみ交換」で対応出来ました。ついでに防水テストと、ラグ部のCリングピンとCリングパイプは別作。これで安心して使って頂けます。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。

このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可