時計の修理/良くある質問
掛時計の電池を換えても動きません 2004年7月(記述)
1980年代の普通のクォーツ掛時計ですが。
見ればコインで開けることが分かります。 この位置から左に。
このくらいまで回せば簡単に開きます。あとは番号を合わせて電池交換するのみ。
電池のどちらが上になっていたか確認してから取り出してください。
反対向きに入れると動きません。底の部分に「−」と書いてありますが。
それと良く見ると電池の横の「○」の箇所。
拡大すると、写真・右。これの意味は
「STOP」の方に動かすと時計(秒針)が停止します。
何のための機能かと言えば「秒合わせ」の為です。
また良くある話しで、掛時計の掃除をしたときに雑巾でこのスイッチに触れ。
「STOP」に動かしてしまうと。
「掃除をしてから動かなくなった」となります。
実際に店では、この問い合わせ月に1度は必ずあります。皆さんも注意してください。
2008年7月現在、最近は電波掛時計が普及してきたのか、
この問い合わせはめっきり減りました。
その代わりに増えたのは「電池交換したら針が回転して止まらない」ですか。
腕時計修理の質問集トップに戻る 2017.7.4修正