腕時計の修理の質問集/裏蓋が閉まらない
裏蓋が閉まらない(はめ込み)
先日、持ち込まれましたセイコー腕時計レディスです。1980年代のクォーツ腕時計です。裏を返すと。
この様に普通のはめ込み式の腕時計ですが、この写真でも少し蓋が歪んでいるのが分かります。何でも合い鍵や、傘の修理もしているところで電池交換したそうですが「裏蓋が閉まらないので時計店に行ってください」と言われたそうです。
この角度で見ると、はっきり歪んでいるのが分かります。これはおそらく指で閉まる物を、プレス器で閉めようとした結果です。
このタイプ蓋の上と下の部分にこの様な「爪」があります。この写真は正常な側の爪ですが。
これをケースの爪が収まる位置にさえ合わせから閉める作業をすれば手で簡単に閉まるのです。
この位置を合わさずに押さえると閉まりませんからプレス器で閉めたと思われます。
ご覧の様に正常な側と比較すると見事にカーブしています。

拡大すると爪までが上に曲げてしまっています。これではケースの爪が入る位置には納まらないですね。

反対から見るとこんな感じ。
これは、まず裏蓋のカーブを修正してから爪を治して閉めるしかありません。

ハイ、修正完了!
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