腕時計修理の質問集/クォーツ時計のステップ運針とは
寝静まると目覚ましの「コチコチ音」が気になって眠れません。
これはクォーツである限り腕時計でも目覚ましでもクォーツ特有の動きで「ステップ運針」の為です。
「ステップ運針」
秒針が”1秒1秒”止まりながらステップを刻んで進んでいくタイプです。もちろん腕時計も同じですが、さすがに腕時計は音は聞こえないですから気にはなりません。
「スイープ運針」
この”コチコチ音”対策の為に発案された訳ですが。秒針がステップを刻まずに流れるように運針します。よって寝静まっても秒針の音が気になりません。目覚ましに”コチコチ音のしない音の静かな目覚”と表記がありますから、寝静まった時に音が気になる方にはお勧めです。
「サイレントステップ運針」
これが今のところ掛時計に多いですが上記” ステップ運針とスイープ運針”を足した感じです。
ステップ運針と同じように1秒ごとに秒針が一旦停止はいたしますが、針が滑る様に運針しますからこれも音はまったくしません。
この”サイレントステップ運針”は電波時計の発売と共に発案されたものです。秒針がステップを踏んで運針すると電波時計内部のアンテナがこの僅かな振動を受信して正確な電波受信の妨害になる為に考案されました。
しかし昔。1960年代後半までは目覚ましとか掛時計 言えば”ゼンマイ”だった訳です。当時の時計の音は今のクォーツとは比較にならないくらい大きな音で「カッチ、カッチ!」と鳴っていたものです。
当時の時計の音が気になる方は苦労したものと思われますね。
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