HERMES MEDOR バネ交換
2020.5.13お預かりのHERMES MEDOR バネ交換&電池交換メンテナンスです。
蓋が垂れ下がりますから「バネ交換」もご依頼です。
遊び革の状態もチェックします。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
電池交換&洗浄3.100円コースも、ご依頼ですが時計は正常動作。
裏蓋の裏側もチェックして。
パッキンを外して劣化具合をチェックします。
これがムーブメントで。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
バネですが中央付近で折れており、これは交換するしか無いでしょう。
端の一巻き辺りで折れているなら「バネの再利用も可能」。
洗浄の前に「バネ交換」は完了。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって・・・・・????竜頭パイプが無い!
洗浄器の底に沈んでおりました。
先ずはレジンで取付。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。電池を入れて動作確認。
蓋が重いので、重力で多少垂れ下がります。それでオリジナルはキツイくらいのバネが使用されております。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス&バネ交換完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。