G-SHOCK DW6500/1161 電池交換・ガラスの曇り取り
2018.4.16お預かりのG-SHOCK DW6500/1161 電池交換・ガラスの曇り取りです。
このモデルと同じで同じ症状で最近、お預かりしたところです。
プッシュボタンの動きもチェックして。
ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。
バネ棒も洗浄します。
ラグ部の汚れやウレタン・バンドの汚れもチェックして。
文字盤がグレーに見えますが曇っております。
裏蓋の裏側もチェックして。
パッキンを外して劣化具合をチェックしますが若干の劣化がありますが、このサイズでこの太さのパッキンは持ち合わせが無い。
裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
作業の前に電池を入れて動作確認。電池格納部をチェクします。
問題無く動作致しましたので進めます。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
こちらは液晶側。
ケースの内側もチェックして。
ベゼル・カバーを外します。
次にガラスを外してみれば文字盤が黒いことが良く分かります。
黒い物の上に置けばガラスが、いかに曇っていたかがわかります。
センサー部分があり丸ごと洗浄が出来ませんから、洗浄は無しでガラスを装着します。
ベゼル・カバーを戻してもガラスの曇りもスッキリした事が分かります。
外したパーツを戻していき、パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
バネ棒やベゼル・カバーのネジも洗浄して綺麗になりました。
ウレタン・バンドも洗浄して綺麗になりました。
ガラスの曇りもスッキリしたところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。