DW8200/1294文字盤入替
2022.10.15お預かりのDW8200/1294文字盤入替です。
昨年にも同じ様なご依頼を受けました。
左の「黒い文字盤」と右の「金色の文字盤」を入れ替えます。今回、電池交換は無しです。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
黒い方の裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
ムーブメント取り出しで、ケースの内側もチェックしますが異常は無く。
若干の曇りもあるので脱着は良い機会でしょう。
金色側の裏蓋の裏側もチェックして。
同じく裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
ケースの内側もチェックしますが異常は無く。
こちらは曇りはありません。
文字盤が膨張しており取り外しが大変でした。入替で装着時には削って大きさを修正します。
これでケースのみになりました。
金色側の文字盤はスムーズに外れました。
無事にケースだけに出来ました。
金色の文字盤を装着、こちらは乗せるだけです。
ガラスを装着して完成です。
次は黒い文字盤ですが、そのままではキツくて入りません。
削ってサイズ修正して収まりました。
文字盤に曇りはありません。
ガラスは一応拭いて装着。
外したパーツを戻していきパッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
入替完了です。
こちらも外したパーツを戻していきパッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
無事に入替完了しプッシュボタンの動作確認。
「文字盤の入替」完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。