KENNETH COLE 電池交換
2021.5.21お預かりのKENNETH COLE 電池交換です。
竜頭の動きをチェックして。
遊び革の状態もチェックします。
クロノグラフでは無くカレンダーです。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
動作確認は出来ました(秒針は動作)。「日にちも動作」ですが曜日と24時間計が不具合です。これは修理不可ですからこのままとなります。この秒針、スウィープ運針でも無くまるで「機械時計」の用に動きます。
時間を合わせて電池交換完了です。ところが翌日「止まっておりました」。到着時からカレンダー機能が動きませんが、夜中カレンダーの歯車と連動した時に止まっております。カレンダー機構を直さないと時計も正常動作しない状態ですが「分解修理は不可」です。分解修理出来ても歯車交換が出来ないでしょう。竜頭を引いて「カレンダー操作禁止時間帯」を超えるまで針を回せば動き出しますので、毎朝、時間合わせをして使うしか無いでしょう。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。