NIXON Simplify THE 51-30 クロノグラフ電池交換メンテナンス

2025.6.1お預かりのNIXON Simplify THE 51-30 クロノグラフ電池交換メンテナンスです。

全体的に綺麗な状態と言うか未使用に近い感じです。

竜頭の動きをチェックしますが状態が良いのでスムーズ。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。ところがこのスクリューバックですが「固い」。固いスクリューバックは何度も経験があるので軽く考えておりましたが兎に角固い。

ビクともしないとはこの事で工具が滑ります。状態が良いので「サビで固着」という事は考えにくい。と言うことはパッキンが接着剤代わりになって固着、大きなスクリューバックなので摩擦も大きい訳ですが。30分も格闘していると汗が流れてきます。

このキズの意味ですが私が掛ける力が金属をえぐる力に達した訳です。これはもう正攻法では無理と言う事で非常手段に変えます。

写真の様に「タガネを充てて叩きます」。最初からこの方法をやればキズも付かないのですが「裏蓋が変形する」「キズが深くなる」というデメリットもあるのであまり使いたくない。メーカーはこのパターンは「裏蓋は開かない」という事で返却するでしょう。一般的なお店でもキズ付けは壊した事になりますのでお断りした方が無難となるのは仕方が無い。それだけ当店は異常な対応ですが、何処もやってくれいので期待して送って来られる方に応えてこそのCooの腕時計です。このお預かりもお客様キズの状態をご了承頂き有難うございました。

先日の「メーカーが断ったG-SHOCK」も参照。

やっと開けられましたが「サビも無く」「パッキンのグリスが乾いて滑りません」。状態が良くて未使用の保管期間が長いとこうなります。あとはG-SHOCKのチタンケースに多いですが素材から滑りが悪い・素材が厚いので摩擦が大きな構造のスクリューバックで良く経験します。

ムーブメント拡大。まさに未使用状態。

スペーサーを外します。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックしますが異常は無く。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

電池を入れて動作確認。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。このキズは申し訳ございませんでした。この裏蓋の工具を掛ける凹みですが工具の爪が金属をえぐるので凹みのエッジがめくり上がりチクチクしますので腕に付けて皮膚を傷つけたら危険ですから、ヤスリで削り落としていきます。

固いスクリューバック意外はスムーズな状態。時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可