SEIKO CREDOR 8420-5660 レディース/dunhill K18Mens
2020.11.3お預かりのSEIKO CREDOR 8420-5660 レディース/dunhill K18Mens電池交換メンテナンスです。
2本届いたうちの1本ですが2本ともこちらで紹介。
先ずはダンヒル18金モデル。
竜頭の動きをチェックして。
遊び革の状態もチェックします。
裏蓋は、はめ込みタイプで裏蓋記載。
先ずは革ベルトを外します。
ピンが曲がっておりますが修正したら亀裂が入るかもしれませんから修正は無し。
尾錠も外して洗浄します。
裏蓋はネジでも留まっております。
裏蓋の裏側もチェックします。
汚れもチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。錆とかは無いですが全体的にツヤが無い。というか若干の湿気の痕跡。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
金属の重厚なスペーサーを外します。K18ウォッチですが、このスペーサーで重さの嵩上げがされております。
文字盤の裏側に湿気が乾燥した痕跡。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
「どのパーツがK18ですか?」という問いがあり。これだけです。
裏蓋は洗浄して綺麗になりました。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。電池格納部には異常はなく。
電池を入れて動作確認。
パッキンを装着します。
ラグ部ピンや尾錠は洗浄して綺麗になりました。
裏蓋ネジ・ラグ部ピンネジも洗浄して綺麗になりました。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。ただ電池交換後3時間で1時間遅れており「要・分解修理」状態ですがおそらくムーブメント交換になるでしょう。ただそこまでの費用は掛けないということで返却です。「クォーツは寒さに弱い?」 という原因でしょう。
そしてクレドールブレスレット・レディース。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。ムーブメントにツヤがありませんから動くのか?
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックします。
ブレスを洗浄しますが10回洗浄し直してもコンプレッサーで吹けば汚れが浮き上がりますので、バックルも外して洗浄のし直し。
洗浄後は綺麗ですがコンプレッサーで吹けば、浮き上がって来ます。15回くらいは洗浄のし直しで汚れが出なくなりましたが。
接着剤まで洗い流され、ガラス交が外れましたので接着します。
接着剤が乾燥するのに24時間掛かります。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。こちらは翌日も時間は合っており問題無いでしょう。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。