TAG HEUER Searacer CT-1113 電池交換メンテナンス
2019.9.25お預かりのTAG HEUER Searacer CT-1113 電池交換メンテナンスです。
2016年にもお預かりのTAG HEUER。
竜頭の動きをチェックして。前回「プッシュボタンの片方を殺して接着固定」しております。
コーキングも行っており、その劣化が無いかチェックもご依頼です。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
バネ棒も洗浄します。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。特に浸水や不具合はありません。
竜頭パイプも、チェックします。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。こちらも浸水の痕跡も無く。
異常は無いようですが、時計専用のコーキングでも無く(時計にコーキングという修理は存在しませんが)。再度、コーキングのし直しでプッシュボタンを外します。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ゼロ位置合わせを行って。
洗浄して綺麗になった。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)