TAG HEUER CG-1111-0・962.213R電池交換メンテナンス

2023.11.16お預かりのTAG HEUER CG-1111-0・962.213R電池交換メンテナンスです。
2021年にもお預かりのTAG HEUER。

2本届きましたので一緒にこちらで紹介です。

先ずは962.213R電池交換のみ(洗浄なし)から。

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

これがムーブメントで。

ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。

電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

時間を合わせて電池交換完了です。

次はCG-1111-0電池交換は洗浄コース。

竜頭の動きをチェックして。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

これがムーブメントで。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの内側もチェックしますが異常は無く。

裏蓋を閉め洗浄レベルでの水漏れは無いかチェックします。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。洗浄後も片方のラグ部を外していないのはバネ棒が固着しており”触らぬ神に・・・。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

電池を入れて動作確認。パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。

全体的にツヤが出て綺麗になりました。

バックルの微調整部分のバネ棒が固着しており。油に一昼夜漬けて叩き出しました。バネ棒は当然交換します。抜けたら良いものの抜けなかった「電池交換不可として返却」になるところです。

外せないラグ部のバネ棒はそのままです。

時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。

このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可