TAG HEUER 999.713K 電池交換メンテナンス
2018.4.20お預かりのTAG HEUER 999.713K 電池交換メンテナンスです。
5本届いたうちの1本。
竜頭の動きをチェックして。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
パッキンを外すと汚れとサビが飛び散ります。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
と、そこで「TAG HEUERのマーク」の墨入れのご希望です。
さて墨入れですが、黒は持っておりますが緑や赤がありませんから購入するまで
しばらくお待ち頂きましょう。
休日にドライブに出たついでの帰り道。ホームセンターへ立ち寄ると「エナメル」塗料の緑が無い。
そこでペン・タイプの油性を購入、緑や赤はめったに使う事が無く缶で勝っても困るので1本314円のペン・タイプで丁度良かったのかも?です。
「問題は色合い」、もう少し明るい・暗いなどはご勘弁頂くしかありません。
不要のステンレスバンドに塗ってみて、ステンレスに乗るかどうかテストします、
回転ベゼルの数字と同じで、大雑把に塗ってからアルコールで拭き取ります。
ただ、この部分の墨入れをやった事が無く、上手く塗れるかどうか?また拭き取れるかどうか?も問題。
拡大して撮影すると反射で凹凸が目立ちますが。
普通の距離でみれば問題は無いでしょう。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
「パッキン交換」(2016年現在)