OLIVIA BURTON 針組立&電池交換
2020.7.14お預かりのOLIVIA BURTON 針組立&電池交換です。
3本届いたうちの1本で「TAG HEUER」・「TAG HEUER」
ご依頼ですが「バラバラの針の取り付け」です。その前に動くのか?
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント取り出しですが文字盤は重い分厚い金属で鋳物です。
それを接着剤で留めてありますが、重いだけに何かの衝撃で外れた時に重みで針まで
そぎ落とした感じですか。
それと文字盤裏の突起と、文字盤の穴がの位置が金属の収縮でずれております。
その収縮の差で、外れた可能性もあります。
文字盤は穴の大きさを修正して両面テープで留めましたが、この文字盤(花びら)の重さでは、落としたりしたらかなりの重力が掛かり、また外れるでしょう。(針ごと)
電池格納部をチェクして、電池を入れて動作確認。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
綺麗な時計ですから使えなければ勿体ない。
時間を合わせて電池交換完了です。
「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
既製品で同サイズのパッキンが入手出来るという理由です。
他の腕時計も電池交換の度に必ずパッキン交換が必要ですが、行っておりません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。