SEIKO DIVER 7548-7000 電池交換メンテナンス

2017.7.29お預かりのSEIKO DIVER 7548-7000 電池交換メンテナンスです。

G-SHOCKと2本届いたうちの1本。

竜頭の動きをチェックして。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

洗浄作業の前に電池を入れて動作確認。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。

裏蓋を閉め洗浄レベルでの水漏れは無いかチェックします。

白い物の上では曇りやキズは分かりにくい。

黒い物の上に置けば、ガラス中央の少し上を中心に曇ってるのがわかります。

全体的に見れば少し曇った感じで、綿棒で擦っても曇りに変化はありません。

アルコールを付けて擦るとこうなります。ここからが厄介な作業になります。

結構時間がかかって綺麗になったと思えば。

目盛リングから1ミリくらいのところに白いラインが?綺麗に拭いたハズだが角度によっては目立ちます。

保護シールが貼ってあったとは。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

全体的にツヤが出て綺麗に。

ガラスの曇りもスッキリしたところで。

また保護シールを戻し、電池交換メンテナンス完了です。

 

SEIKOの古いクォーツ時計ですから電池交換で動かない場合は「分解修理」となります。
その場合の費用は10.000円〜30.000円くらいの予算をご用意頂かないと
受付さえ出来ません。
また分解修理して動いたとしても、各所の部品の摩耗もあり
その後10年とかの使用には無理があります。
また問題は電子部品の不具合。これは部品ごとの交換しか対応法がありませんが
もう古い部品ですから存在しません。
存在しても、それは何十年も悔過した新品です。 よって分解修理で動いても、
その直後に「電子部品の不具合が出た場合は修理の費用が無駄になる」
そのリスクはご了解頂かないと後悔する事になります。
よって古いクォーツは「電池交換で動けば使える時まで使えばOK」と
割り切って使用される事をお勧めします。

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手出来る」という事です。
更に普通のOリング形状ですから既製品でも合わせる事が可能。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手出来無い為に交換出来ません。
残念ながら殆どの電池交換では元のパッキンを再利用となります。
また「竜頭パッキン」の交換も不可ですから防水機能にはご注意ください。

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可