タグホイヤー/ベルトの緩みを自分で直す(2004年7月(記述)

タグホイヤー(TAG HEUER)/ベルトの緩みを自分で直すならどうするか?
結果から言えば以前に紹介の「タグホイヤー/ベルトの緩み(締まらない場合)」
同じ接着補強です。(2009年7月(記述))

写真の○い箇所(接着部分)を付ける様に合わせておいて
ベルトの「裏側」から接着剤を少量。一滴(耳かきひとサジ)くらい。

もっとも写真の様にブレスに、なめらかさは失われます。

本来なら何処でも自在に曲がるものが。

浸透して、この様に一体風になりますからバングルブレスの雰囲気になります。
ただ手でもって曲げようと思えば簡単に曲げられます。
カーブする力には弱いですがコマを持って両サイドに引っ張っても、
ビクともしない強度には驚き。

本来なら摘んだ箇所でこうなるのが普通。

では以前説明した時は接着剤の意味は「かしめ修理の補強」と書いていました。
今回は「自分で出来る方法」と言うのも変な話。

ところが今回、この接着剤で留めましたが洗浄しても外れない。
今回、使用した接着剤はホームセンターで買いました。
接着剤といっても「水状」ですから接着部分を合わせて接触面に垂らすのみ。
固まるのは瞬間。
そして接着後1時間まって洗浄器で洗って、何度か繰り返しましたが
コマを両サイドに引っ張ってもシッカリ付いている。

 

兎に角は、これなら「ご自分で簡単に出来ます!」と紹介しても良いのではと。
もっとも接着の前に洗浄器で綺麗に汚れを落とした方が強度が増すと思おります。
洗浄もご希望の方は送って頂くしかありません。

でも言い換えれば「誰でも出来る作業」では費用は頂けない。
そこで「かしめ修理」は無しで接着で宜しければ
「電池交換+洗浄3.000円コース」のついでの作業なので接着作業をしても
費用内作業となります。

オマケに「何故それに気がついたか?」は続きを。

腕時計修理の質問集トップに戻る 2017.7.7修正