ATTESA 0870-H18865 TA Eco Drive

2017.10.222お預かりのATTESA 0870-H18865 TA Eco Drive電池交換メンテナンスです。
「ソーラーは受付不可」ですが。

2本届いたうちの1本。
お得さまでご事情もご理解されており。その証拠に「キャパシタ同梱」という事で
今回、電池交換してみる事に。
ただ電池交換しても正常動作には戻らない事が多く「受付不可」ですから今回は
「洗浄代金として3.000円」頂く予定です。

プッシュボタンの動きもチェックして。

ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。

バックルの汚れはなく綺麗な状態ですから洗浄は不要でしょう。
洗浄不要ということは、正常動作すれば「費用は頂けない」という事になる作業です。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

最近はキャパシタがAmazonで2.000円前後で売られている様です。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントですが電池が見えません。

ムーブメント拡大。ムーブメント取り出しをしないと電池交換出来ない?
そんな難しい構造は考えにくく。

竜頭の裏側の汚れをチェックして。

竜頭パイプも、チェックします。

ケースの内側もチェックして。汚れも無く綺麗な状態。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。というか洗浄行いません。

これが同梱のキャパシタ。

電池の大きさは同じで、マイナス側に貼り付けられた端子の形状によって
型番ごとの「専用電池」となる区分けです。

ムーブメントは戻して覆い被さっていた金属の板を外しますと。
ムーブメントが現れます。この構造からも「電池交換することは前提に作られていない」。

これがネジ留めされておりました金属板。

でも一旦はムーブメント取り出しをしないと、取り外すのも難しい構造。
これは「メーカーでしか電池交換をする事はないだろう」という構造。

 

電池格納部をチェクします。

電池の入替は完了ですが不動です。一応、5時間ほど日光に当ててみましたが
秒針が5秒ほど動いて止まりましたので不具合を起こしていると思われます。
修理するとしても「オールド・クォーツ並の理由で修理受付も不可です。」

「このページを見て、キャパシタを調達して申し込もう!」と思った方は必読。

 

「TAG HEUERのページ」では殆どでパッキン交換が行われておりますが。
TAG HEUERのパッキンが劣化している事が多いのでは無く。
「交換用のパッキンが入手可能、それだけの理由です」
更に普通のOリング形状ですから既製品でも太さ・径が近ければ合わせる事が可能です。
他の電池交換も必ずパッキン交換が必要ですが、入手不可です。
よって殆どの電池交換では元のパッキンを再利用する事になります。
また「竜頭のパッキン」もですが、劣化していたとしても放置となります。

このムーブメントは電池交換後に不具合が出る場合「ムーブメント交換」対応が可能です。
このムーブメントは電池交換後に不具合が出た場合「分解修理等、対応不可」です。
(2016年現在)

BRANDJAPANCASIOG-SHOCKその他不動修理受付不可