腕時計ベルト交換実践例/Robelta

実際のメタルバンドの交換です。安い腕時計ですが新品です。
何でもこの「スライド式」がはめにくいという理由です。
やはり「スライド式」はお年寄りには嫌われております。

もっとも最近はこの”Sバンド”は若い人向けの雑貨ウォッチに採用されております。
若い人はデザインとして気に入ってる方も多いでしょう。

この「Sバンド」(伸縮バンド)に交換ですが、費用が時計代よりも
ベルト代金の方が高くなります。でもお年寄りにとっては値段の問題では無く使いやすさ優先になるのは仕方がない。

まずは、この部分からバネ棒を外します。 写真・右は外したところですが「弓環(ゆみかん)タイプ」です。

分解すればこうなります。普通のラグ足2本のタイプですから簡単。

腕時計のラグ幅は「12mm」で、ベルトは「10mm」ですから写真の様に隙が空きます。

そこで、このフィット管で調整します。 2つで一組。

 

この様に「10mm」の所に12mmのパイプを通します。これで12mmになりました。

裏のこの位置を押さえてパイプが左右に動かないようにします。
まずバネ棒の片方を差し込んで工具で滑り込ませてベルト交換完了です。

「実際のベルト交換」に戻る。 2017.6.21修正