腕時計のメタルバンド・ベルト交換/外し方の難易度

腕時計メタルバンド交換難易度1

メタルバンドの交換方法の解説をしても、先ず「外し方」の説明が必要です。

外し方と言いましてもバネ棒で留まっている限り構造は革バンド同じです。
ケースの横にバネ棒を突く為の「穴」がある物は革バンドと同じく簡単です。
これは「革ベルト」の解説で解説しましたので、「ベルトの外し方」をご覧ください。

問題はメタルバンドで「横から突けない」タイプです。
これが慣れないと意外に難しい。
まずは簡単な物から順番に難易度の高いものへと紹介致しましょう。

腕時計メタルバンド交換難易度1先の写真。

○位置にドライバーを差し込むスペースが十分にあるもの。(レベル1)

腕時計メタルバンド交換難易度2

写真・上。精密ドライバーを差し込む位置が下を向いたタイプ。(レベル2)

腕時計メタルバンド交換難易度3

先に、紹介した爪で留っているタイプ(レベル3)
このタイプは先にも紹介したようにベルトが一体ブレス風である為に。
”きつく”付いております。
タイトな訳はステンレスのバネ棒を軽く「湾曲させる」ことで密着させております。
よって視覚では分からないレベルですが、硬いバネ棒を押し曲げて外します。

 

腕時計メタルバンド交換難易度4 腕時計メタルバンド交換難易度5

次はバネ棒が少し錆びた状態の物(レベル4)汚いので写真は小さい目。
ラグ部とバネ棒が錆び付いて一体化したもの(レベル5)
メタルバンドの外し方にどんなタイプがあるか、紹介したところで。
まずは、レベル1から紹介して行きましょう。次は

「メタルバンドの外し方2」へ!2004年7月(記述)2017.6.21修正