腕時計のメタルバンド・ベルト交換/スペシャルテク?外し方3

さて!次は「どうしても外せない。レディス」です。
レディースは先のメンズ時計の様な手荒な事は出来ないのです。
それは、メンズ時計の様にラグ部の幅が広くはありませんから
先ずバネ棒を曲げる事が困難だからなのです。
では、やってみよう!(*^^)v 普通の板バネのバックルでしたが、バックルが留まらないと。

写真ではわかりにくいですが、この板のバネが捻れています。
これは修正が効かないことは無いですが
やはり金属ですから一度曲がったものを完全に修正するのは難しいです。
また修正してもまた同じ様に戻りますから、新品に交換された方が安心して使って頂けます。
  ↑
これ、売るためのセールストーク!(^_-)-☆

 

肝心のバックルの爪が掛かる箇所も歪んでますね。

で、定価¥3.000のメタルベルトお買いあげ。
と喜んでいたら、思わぬ苦労をするはめに(;_;)
まぁ、それでサイトのネタになるならと頑張るしかなかったです。はぁ〜あ!それは何故か?

まず。この様に付いていたのは既製バンド。
それも削って取り付けられたベルトらしいです。
問題はこれを取り付けた時計店が手抜きをしています。

上も下も同じ様に取り付けていますが。
これでは外す為にドライバーを差し込む隙間がありません。
これを見た瞬間「売るのやめておけば良かった」と後悔(;_;)
これは取り付ける新品のベルトですが本来はこの○の様に隙間を作って
おかないといけないのです。
ベルトを取り付けた時計店は、この○の部分を削ってから後でドライバーの
差し込みスペースを削って作っておく作業をしていないのです。
これはホームセンターなどでは断られるパターンですね。

せめてケースの横にバネ棒を突く為の穴でもあれば簡単ですが無い(;_;)。そこでスペシャルテクニック3!といきましょう。
ではまず。ベルトの根本はご覧の様に爪を巻いて留めているのみですから。ベルトを左右に捻りながら引けば、この様に外れますね。

しかし、まだバネ棒を金属が取り巻いていますから、ドライバーは差し込めません。
先ほども使った精密ドライバーよりは、大きいですが刃先は薄いドライバー(右)を用意します。

これで、この様に差し込んで刃先を捻ります。

この○い部分の様に広がりました。□の部分は、まだ広がっていませんね。

両方広げるとこんな感じです。
(ピントが合っていませんが)ここまで来れば、この爪の部分を持ってくるりと回します。

ここまで回せば。ぽろりと外れます。この方法、メンズでも出来そうに思えますが。
ドライバーの刃先で広げて行く作業はメンズでは、
広げる部分が多すぎて大変なものになります。

ご覧の古いタイプのバネ棒です。ドライバーを差し込んでも動きませんから。
革バンドの「トラブルの対処」でもやりました様に。

ニッパの刃先でバネ棒を潰して引きますと簡単に外れます。
片方はドライバーでも外れました。
しかし、このバネ棒の形状から前ページのメンズと同じ様に大工ドライバーで
強引に外せばバネ棒の先端だけがラグ部の「穴」に残る可能性大です。
この様に前ページの手荒い方法は、使用されているバネ棒の形状にも左右されますから
確認が必要ですね。

新品のベルトの幅を確認して。合わせてみますとジャストサイズ。

次の交換の事を考えて、外しやすいバネ棒を入れておきます。こうなります。

ハイ!完了。外した取り付け部を良く見ると茶色く変色しています。
これはグラインダーで削った時に熱で変色した物ですが、
ついでにドライバー差し込み用の隙間も作っておく作業も
しておいて欲しかったところですね。所要時間「20分」疲れましたわ。
また最近は、メタルバンドの交換に、取り付け部をヤスリやグランインダーで削ってまで、
交換作業をしてくれる所は少なくなりました。
以上が「メタルのバンド交換」の解説でした。最後迄ご拝読、有り難うございました。m(..)m 

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