腕時計のメタルバンド・ベルト交換/弓環とは(ゆみかん)タイプ

さてメタルバンド交換でも「弓環」タイプの紹介です。
上の写真では分かりにくいですから、ベルトを外してみましょう。

腕時計メタルバンド交換弓環/分解写真

写真のパーツで構成されております。
本来この”弓環”が付いていた腕時計のベルトを既製品に交換するとしましょう。

腕時計メタルバンド交換既製ベルト腕時計メタルバンド交換例

写真は既製のメタルバンドですが取り付け部分がカーブしていない。
左側が元の状態。右側が既製品を取り付けた例です。
この状態が許容範囲であれば元が「弓環」タイプのベルトから
既製品への交換はOKです。
もちろん腕に着ける分には問題はありません、外見だけの問題です。

元々”弓環”仕様のベルトが付いていた腕時計ですが
バックルが壊れた場合でもベルト自体の交換になります。
イメージが変わることが容認出来ない場合は”専用バンドの注文”になります。
メタルバンドで”専用ベルト”となると時計の定価の40%くらいの価格ですか。
3万円の時計で「バンド交換に12.000円を掛けるか?」という判断になります。
(在庫処分等で15.000円で買った場合は、バンド代と時計代金が変わらない)
費用を考えれば既製品のベルト交換で妥協する方は多いのです。

参考までですが、この弓環には数種類のタイプがあります。

では、弓環の既製品は無いのか?といえばそうでもないのです。次は

既製品の弓環バンド「弓環取り付け例」へ!2004年7月(記述) 2017.6.20修正