腕時計ベルト交換実践例/DEUA V33J-6B60

以前に”ALBA DEUAのバンド交換”を紹介しました。

この腕時計のベルト交換です。

今回はこちらの腕時計のバンド交換依頼です。先に写真を送って頂けましたのでこちらは既製品への交換は出来ますが上記写真の様にはいかないとご説明。

その意味が伝わりにくいとは思いますのでどういう事か解説してみます。

ご依頼は「ステンレス無垢バンドか伸縮Sバンド」です。

このキャリバーの腕時計ですが。先ずはご覧の様に”ラグ足が長い”これが問題。

この部分が折れると修理は不可。かといって専用バンドなら時計定価の半分は掛かります。またメーカーが在庫するのは10年ですから10年以上使用していれば購入意思があっても入手は出来ないですから、既製品対応するしかありません。ラグ足が長い所へステンレス無垢バンドを挟み込んでいますから1本のバネ棒では強度に問題ありの構造です。

バネ棒で留まっているように見えますが。Cリングでも留まっています。

”右の穴がバネ棒”そして”左の穴がCリングピン”の二重留め。こういう構造の既製品はありえませんね。ラグ幅は「12mm」

こちら既製品のステンレス無垢バンド。標準の付け幅は12mmです。でも取付部に模様がありますから。

 

12mmのフィット管をかぶせます。

取り付けてみますと。取付部では無い”ベルト本体幅”は13.6mmですからラグ部に挟み込めません。

よって”外の穴(Cリングの穴)”にしか留める事は出来ません。よって取り付けるとケースとの間に隙間が空きすぎます。ここまで空けばやはりバランスが変です、奥の穴に入りません。

今度は”Sバンド(伸縮バンド)”です。取り付け幅10mmですから。これはフィット管を取り付ければOK。

こうなりますが、やはりケースとの間の隙間が大きくなるのは同じです。でもこのベルトは本体幅も12mmですから奥まで入ります。

ただ取り付けるとこうなります。 この腕時計のベルト交換は

※ ステンレス無垢バンドで(穴は手前)
※ 伸縮Sバンドで(穴は手前)
※ 伸縮Sバンドで(穴は奥)

この3つですが、どれがお気に入りかこちらには分かりません。かといって写真を送って”この場合はこうなります”と、まで手間は掛けられませんからサイト記事にしてみました。