腕時計ベルト交換実践例/DEUA V33J-6B60

以前に”ALBA DEUAのバンド交換”を紹介しました。

今回はこちらの腕時計のバンド交換です。
先に写真を送って頂けましたので判断がつきやすいですが。
この時計の場合、”ALBA DEUAのバンド交換”の様に既製ベルトへの交換は難しい。
その意味が伝わりにくいとは思いますのでどういう事か解説してみます。

ご依頼は「ステンレス無垢バンドか伸縮Sバンド」です。

このキャリバーの腕時計ですが。先ずはご覧の様に”ラグ足が長い”これが問題。

この部分が折れると修理は不可ですから交換となります。
発売から年数も経っており、メーカーに純正バンドもありません。
ラグ足が長い状況とステンレス無垢バンドを挟み込んおり。
1本のバネ棒では強度に問題ありの構造です。

バネ棒で留まっているように見えますが。Cリングでも留まっています。

”右の穴がバネ棒”そして”左の穴がCリングピン”の二重留め。
こういう構造の既製品は存在しません。ラグ幅は「12mm」

こちら既製品のステンレス無垢バンド。標準の付け幅は12mmです。
でも取付部に模様がありますから。12mmのフィット管をかぶせます。

取付けてみますが、ベルト本体幅”は13.6mmですからラグ部に挟み込めません。

 

よって”外の穴(Cリングの穴)”にしか留める事は出来ない。
よって取付けるとケースとの間に隙間が空きすぎます。
ここまで空けばやはりバランスが変です、奥の穴に入りません。

今度は”Sバンド(伸縮バンド)”です。取り付け幅10mmですから。
これはフィット管を取付ければOK。

こうなりますが、やはりケースとの間の隙間が大きくなるのは同じです。
でもこのベルトは本体幅も12mmですから奥まで入ります。

取り付けるとこうなります。

ベルト交換トップへ戻る 2017.6.2修正