腕時計のベルト・バンド調整/三つ折れのバネ棒及びバックルの外し方

腕時計のベルト調整をするのに超初心者の為には「バックルの外し方」
その前に「バネ棒」を知って頂きましょう。
バネ棒については別章「ベルト交換」の所でも解説しています。

ベルト調整自体に「バネ棒」は使わないですが、
先ずバックルを外さないと作業が難しくなります。
その「バックル」と「ベルト」は、この「バネ棒」で留めてありますから、
知っておいてください。では、その「バネ棒」の容姿から。(下記写真)

腕時計ベルト調整バネ棒

「長さ」「太さ」「先端形状」が色々ありますが、それは後述するとして。
構造は簡単。写真にも記してある様に両端がバネで伸縮する構造になっています。

分かりやすく言えば、トイレットペーパーの芯を通す部分。
バネになっていますが、あれと同じですね。
片方をガイドに差し込んでから、もう片方を押し縮めながら滑らせてガイドにはめ込みます。

腕時計ベルト調整バネ棒外し場所

では、その外し方です。まず上記写真の「ここから外す」と示す部分に
下記写真の様に工具をあてがいます。

腕時計ベルト調整バネ棒位置

次に、その先端でバネになっている部分を押しながら、指でベルトを引く感じですね。
この「工具」は割ピンの調整方法のところでも解説しいています。

これが腕時計のベルト調整専用の工具。
一番右の「1番」のタイプは腕時計を通販で購入すれば
「簡易工具」としてよく付いてくる物です。
残りの(左側)2〜4番は「おまけ」で付いてくる様な物ではないです。
何が違うかと言えば頑丈さが違います。よって 購入しないと手には入らないです。
値段は¥300〜¥500くらいの物ですがこの腕時計ベルト調整工具は色々便利に使えます。
これからベルト調整を自分でされる方は是非2・3本は御購入ください。

次に上の写真を見て頂きましょう。ここでは前章から別に解説する分、
バックルの外し方を詳しく解説していきます。
それだけ「ちょっとした事ですが重要」なのです。
まず外すときは、この○で囲んだ部分を外してはいけません。
必ず「□」で囲んだ部分を外します。

○位置。つまりバックルを開けるために指(爪)を宛がう側です。
間違ってもこの位置のバネ棒を外してはならないのです。
「必ず□の部分で外しましょう」何故そこまで強調するかと言えば理由があるのです。

それはこの○位置には、バネ棒ではなく「伸縮しない不動のピン」が入
ってる場合が多いのです。それを強引に外せば、そのベルトは壊れます。

○部分にも「バネ棒」が入っていれば外す事は出来きます。
しかしバネになっている限り外すときに、
初心者はバネ棒を飛ばして紛失する危険性があります。

無くなれば時計店に行けばよいのでは?と思われるでしょうが、そうはいかないのです。
同じバネ棒でも○位置のバネ棒は「特に細いバネ棒」が入っている場合が多いです。
(普通のバネ棒が入っている場合もありますが、(;^_^A)

この細いバネ棒。時計店でも腕時計職人さんの居る様な店でないと
在庫していない「特殊バネ棒」の部類です。
よって単に腕時計コーナーといった様なホームセンターなどでは在庫していない代物です。
それにまだ理由があります。それはこの○位置を外して、
初心者の起こすミスは。「 元の穴の○位置に戻さない」ことなのです。
これがかなり重要な意味を持ちます。
外す時はどの穴に入っていたか確認して記憶しておいてくださいね。

 

ちょっと長いですが板バネ調整方法続き。